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大学主催展覧会「てさぐる」展
2014.11.22

大学主催展覧会「てさぐる」展〜秋田公立美術大学社会連携企画委員としての仕事。 企画立ち上げから企画全般に関わり、現代アーティストの高嶺格との打ち合わせにより展示空間構成からポスター製作等を担当。 昨年の7月から徐々に企画を進めてきた大学開学以来初の大学主催展覧会「てさぐる」展が、とうとう明日の夕刻にプレスオープン、明後日から一般公開する。 本展展覧会は、秋田公立美術大学の高嶺格が2008年のせんだいメディアテークで発表した、全盲の視覚障がい者によるガイドに導かれて作品を鑑賞するインスタレーション『大きな停止』を発展させたもの。千葉県立千葉盲学校の生徒がアーティストの西村陽平による指導のもとで制作した立体作品群と、高嶺格のコラボレーションによる展示となる。同展では『大きな停止』と同様に、視覚障がい者のガイドによるツアーを通してのみ作品を鑑賞することができる。 秋田県立美術館HP → http://bit.ly/1Es7Vrb 秋田公立美術大学大学HP → http://bit.ly/1seFZ6D  

ものづくりデザイン専攻教員展「おふくわけ」&「かわさきでアート2014」
2014.11.2

開催中のご案内となりますが、10/31(金)から開催している秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻教員展 第二回湧水地点「おふくわけ」に、新作「かさねの椅子」と、11/1(土)から開催の「かわさきでアート2014」に、昨年発表したBara-stonewallの積み木をフルサイズのベンチ&スツールとして展開した新作を、それぞれ出展しています。 「かさねの椅子」制作コンセプト:薄いスチール板をL字断面で繋いでいくことで完成する構造体。形状は、空間上すべての方向(上下左右)に対して抜け勾配を設定することで、脚部が床から浮くことの無い完全な水平スタッキングを可能にしている。ショッピングカートのように重なることで、スタッキング性能は非常に高い。 「Bara-stonewall」制作コンセプト:機能と形態の分離がテーマ。日本の「石垣」をイメージした10個の異なる形状のブロックは、自由な組合せによってさまざまな表情を創り出す。 どちらの制作も、いつもお世話になっている「sixinch JAPAN」 http://www.sixinch.jp ■ 「おふくわけ」 (秋田公立美術大学 第二回ものづくりデザイン専攻教員展) 会場: 3331 Art Chiyoda 1F 3331ギャラリー 会期:10月31日(金)〜12月9日(日)10:00〜19:00 詳細はこちら ↓ http://bit.ly/1FZcPzw ■「かわさきでアート2014」 展示は川崎大師の老舗葛餅屋さんの住吉本店(店内)と仲見世通り(屋外)の2カ所 原型となった天然木の積み木は仲見世通り沿いの「ギャラリーもっちー」 loopsの最新作であるラウンジチェアは「東海道かわさき宿交流館」 にそれぞれ展示しています。 会期は11/30(日)まで。 詳細はこちら ↓ http://bit.ly/1tSSDdH

ジクス株式会社 オフィス移転設計
2014.7.18

ジクス株式会社は、私の最も信頼しているクライアントのひとつです。業務拡充に伴いオフィスを移転するということで、設計施工のお手伝いをさせていただきました。 移転先となったスペースは、元々は倉庫や工場を用途としただだっ広いなんの変哲もない76坪(約250㎡)の空間・・・ そこに、 オフィススペース、ミーティング&カフェエリア、VIPミーティングルーム、コンパクトショールーム、ファクトリーエリア、ストックヤードの6つの機能空間をプロットする依頼でした。将来的に更なる企業規模拡大を目指し約10年後には再び移転をすることを見越して「出来る限りのローコストで」という条件つき。 ローコストには強烈な提案力が必要となります。「安い」を常識的で従来的な考え方や、ただ単に安い素材を使うという答え方では限界があります。 今回の設計も、76坪の空間に6つの機能空間を施工するにはどんなに安い素材を使ったとしてもとても厳しい条件でした。 そこで捻りだしたのが、 ①元々の空間(箱)には一切手を入れない。 ②内側に既存壁と既存天井を生かしつつ、もう一つの空間(箱)を作る。 ③それによって区切られて残ったスペースが、6つのうち2つのファクトリーエリア、ストックヤードとなる。 ①~③のゾーニングによって施工エリアは全体の60%のみとなり、設計面積に対して施工費をその60%のエリアに集中させることが可能となった。題して「マトリョーシカ設計」。笑 この設計にはもう一つの特徴がある。それは、間仕切りは全て同じサイズの建具で出来ており、空間の使用用途により自在に部屋を広げたり縮めたり、気候の良い季節は随所の建具をオープンにすることで、エアコンに頼ることなく自然の心地よい空気や風を感じながら仕事ができる空間になっている。まあこれは、昔の一般的な日本家屋と一緒(襖や障子を外すのと同じ)で、何も新しいことではありませんが・・・ この他、ディテールには様々工夫を詰め込んでいいますが、ここでは話が長くなるのでここでおしまいにしておきます。 また、写真は竣工時の記録を撮るタイミングがなく少々わかりにくいですが・・・ ジクス株式会社 → www.gics.co.jp ジクス株式会社 印刷検査カメラのデザイン → r-homeworks.jp/work/2010/539  

サポサポproject vol.10
2014.6.26

明日6/27(金)15:00から始まる「サポサポ project vol.10」に参加します。 サポサポ projectとは、2011年7月より開始した東京芸術大学美術学部卒業生による3.11復興支援プロジェクトです。 アートとデザインの力によって復興に貢献することを目的とした作品販売によるボランティア活動です。ポストカードやアートグッズを展示販売し、その売上げは被災地でボランティアの方々によって有効活用されます。 普段では手に入れることが難しい魅力的で愛情ある作家作品が数多く出品され、たくさんの来場者で賑わっています。今回もより多くの方々がこの展覧会を訪れてくれることを心から願っています。 2014年6月27日(金)~29日(日) 11:00~19:00(初日のみ15:00pen) ギャラリー5610 東京都港区南青山5-6-10・5610番館 Tel:03-3407-5610 http://www.deska.jp/ サポサポ project blog → http://support-support-project.blogspot.jp/ Bara-stonewall 2014 stonewall=石垣がヒントとなったこの積み木の遊び方はさまざまです。バラバラにして元の石垣に戻すパズルに挑戦したり、机の上に並べて石庭をイメージさせたり、アーチを組んでみたり、絶妙なバランスに挑戦して高さを競ってみたり。 全てが違う形でできた10個の木片は、無垢の木材からひとつひとつハンドメイドで丁寧に削り出されています。無垢の木が持つ自然な優しさに触れながら遊んでいくうちに、自然につく手垢やキズが時間と共に記憶の痕跡となって愛着が湧いてくるよう、あえて無塗装で仕上げてあります。 デザイン:今中 隆介 制作協力:星 匠

BIYONG VISION〜AKIBIの社会連携構想展
2014.6.10

BIYONG VISION〜AKIBIの社会連携構想展の展示計画。 秋田ケーブルテレビ(CNA)の新社屋オープニングセレモニーにて。エントランス入ってすぐ右の一室を、美大のギャラリースペースとしてご提供いただきました。まだ全く仕上げがされていない空間ですが、これから計画する美大のギャラリー構想やその他いくつかの社会連携構想の展開(BIYONG VISION)を紹介した空間に仕上げました。数日後には一般公開される予定です。ご興味のある方は、ぜひ秋田公立美術大学のはっちゃけた構想を見に足を運んでみてください。

あすなひろし原画展ヒロシマ 2014
2014.5.1

あすなひろし原画展ヒロシマを開催しています。 原爆ドームと並び歴史的な遺産である旧日本銀行広島支店地下金庫室を使っての開催です。あすなひろしが作品に込めた強烈な思いと、金庫室に深く刻み込まれた歴史的背景をリンクさせる展示空間に挑みました。 歴史的な遺産がために壁や天井を一切傷つけてはならないという条件が重なり、今回の展示は設営完了するまで一切気が抜けない作業となりました。 展示什器の突っ張り棒などの制作は、大学の後輩で重要文化財の修復の仕事もしていた向井隆士氏(彫刻科卒の造形作家)にお願いし、設営の総指揮も努めてもらいました。 https://www.facebook.com http://asunahiroshi.jp/topics/824

リビングデザインセンターOZONE sixinch展
2014.4.23

LIVING DESIGN CENTER OZONE sixinch展 2014.4.3 (thu) – 4.22 (tue) 10:30〜19:00 loopsとBara Kidsが展示されました。 6月のインテリアライフスタイル展 に向けての相談もしたので、乞うご期待を! http://www.sixinch.jp/

DESIGNER’S FILE 2014
2014.3.26

先週、東京の事務所に戻ったら今年のデザイナーズFILE2014が届いていました。 個人でデザイン事務所をやっていると、こういう出版メディアに参加させてもらえることがとてもありがたく感じます。 未だ出会ったことの無いたくさんのとても優秀なデザイナーからの強烈な刺激を受けて、心になんだかエネルギーが充満してきます!もっともっとチャレンジしなくては!! http://www.wgn.co.jp/store/dat/3313/